エンターテイメントと嘘


おはようございます。映画「 It / イット」を見て80回ほど死にかけた日南太です。情けないですが大声で何度も叫んでしまって、完全に「チーン。。」状態でした。
マジでビビリだと言う人は見に行かないことをオススメします。



※⬆︎こいつに何度も何度も叫ばされました。⬆︎※

さて。

イットを見ていて「うぉぉ!!」「どぅあーー!!」「もーやばい!」とか叫びながらいろいろ考えていたのですが、1つ思ったことは


「あー、嘘は良くないって考え捨てないかん」


てことで、僕らは(世界中のどの国の人も)フィクション映画、人間の想像で作られた“作り話”で涙を流すほど感動したり、叫ぶほどの恐怖を感じたり、腹を抱えて笑ったりしています。


作り話、まぁゆうたら“嘘”ですよね。


その嘘にお金を払い、わざわざ映画館まで足を運び、恋人との立派なデートコースとして、立派な1つの趣味として使われています。

映画に限らず、漫才なんかもそうですよね。
漫才にはよく練りに練った嘘が出てきて、その嘘にゲラゲラ笑わされる。


要は、“嘘が立派なエンターテイメントになっている”圧倒的な事実があるわけです。


映画を作るのにどれほどの時間とお金がかかり、いったいどれだけの人が「見たい!」と思ってお金を払っているのでしょうか。
この世の中にどれほどの経済価値が生まれているのでしょうか。
まぁバカにできないほどの大金です。

https://youtu.be/ol3HeIACFy0

⬆︎経済価値については間違いなくコレ。⬆︎
もう30回は見た。



「嘘は泥棒の始まり」ということわざがあるぐらい、「嘘は良くない」というのが一般的な考えで、実際信用を失うのに1番手っ取り早いのは嘘をつくことだと僕も思っています。

しかし、好きな人を喜ばせるために嘘をついて、サプライズで喜ばせたり、
あるいはバカ正直に話して目の前の人を傷つけたり。

嘘がなくなってしまったら、人生ちょっと生きづらいのかなぁと思いますし、なんだか面白くない気がします。


エンターテイメントにならないのであれば、ただ信用を失うだけなので嘘をつく価値がない。
ただ、その嘘をついてエンターテイメントになるのなら、思いっきり誰も傷つかない嘘をついちゃっていいんじゃないかなぁ


ってなことを思いましたねー。
映画は、「見てくれてる人が楽しんでくれたらいいな」って思いが込められていて、製作者の何かしらのメッセージがある最高の創作物なので、ぼくはこれからも映画にお金を払って楽しみたいと思いまーす。

1人で行くより2人の方が断然楽しい事がわかったので、だれか一緒に観に行きましょう。誘ってください。

現場からは以上でーす。