『お金について理解する』給料はどうすれば上がるのか
皆さんこんにちは。こないだラジオの収録を20回以上やったものの納得いかず結局その日配信できなかった日南太です。妥協というものを覚えようと思います。
ブログに続き、ラジオも毎日配信しているのでどうぞ遊びにきてくださいな。↓
https://radiotalk.jp/talk/205743
さて。
今日は、給料はどうすれば上がるのか問題についてお話しします。
給料とは、何の対価だと思いますか?一度自分の頭で考えてみて、答えが出たら、そのまま読み進めて下さい。
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ではお話ししますね。
まずよくある答えは
提供した労働力の対価、クオリティの対価、
頑張りの対価、働いた時間の対価?
正しい答えは、【提供した価値の対価】です。では、他はなぜ間違っているんですかね。一緒に解き明かしていきましょう。
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まず、労働力の対価はどうだろうか?
頑張り、働いた時間のいずれもこれに当てはまりますね。
例えば、おにぎりを売るとします。この時、お腹いっぱいの人には1個50円でしか売れませんでした。一方、お腹が空きすぎて困っていた人には、1個200円で売れました。
4倍の値段で売れたのですから、かなりの差ですよね。
つまりこれはどういう事かというと、お腹いっぱい人とお腹が空いている人とでは、おにぎりに対しての価値が違うわけです。お腹いっぱいの人はおにぎりを求めてないので50円でしか買ってくれないわけですね。
しかしここで重要なのが、「売り上げは変わったのに労働力が全く変わっていない」というコト。
『提供した労働力』は、どうやら給料の対価ではなさそうです。
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では、提供したクオリティの対価。これはどうか。
有名な話ではありますが、サンマは多く取れる時期と少ない時期で値段が違います。多く取れれば安く、少なければ高くなります。
しかしここで不思議なのが、多く取れた安いサンマの方が美味しいんです。身がブリブリで。
なんだか違和感ありますよね。「安い方が美味しい。」ふつーに冷静に考えて、高い方が美味しいでしょ。
サンマはプランクトンを食べて育ちますが、そのプランクトンの量が多いほど沢山のサンマがぶくぶく太って身をつけます。逆にプランクトンが少ないと、身も細くなりサンマの数も少なくなるんですね。
数が少ないということは、それだけ希少価値が高いということです。
“美味しくないけど、サンマの希少価値が上がったから値段が上がった”という現象が起きます。
あら、この辺でけっこうわかってきましたね。
『美味しくないのに値段があがる。』
どうやら、給料はクオリティの対価ではないようです。
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以上を抑えておかず、勘違いしたまま給料を上げたいと思うと、
「私はこんなに働いているのに」
「こんなにクオリティの高いものを作っているのに」
「給料が自分の働きに見合ってない」
「ブラックだ」
よく聞きますが。。。こうなっちゃうんですね。
あなたの給料が低いのは、それをできる人が沢山いるからです。
コンビニの店員の給料が低いのは、コンビニの店員をできる人が沢山いるからです。
居酒屋で働く人の給料が低いのは、それほどできる人が沢山いるからです。
メジャーリーガーの給料が高いのは、それほどチームに価値を提供できる人間が他にいないからです。
売れっ子芸能人の給料が高いのは、そのキャラクターで人を笑顔にできる人がその人しかいないからです。
希少価値があること。
そして、それを求めている人の数が全てです。
ホリエモンや前沢社長、本田圭佑選手。。。お金を沢山持っている人を上げればきりがないですが、彼らの給料が高い理由は、彼らほど価値を与えられる人間がいないからです。
ホリエモンが100人になったら、前沢社長が、100人になったら、彼らの給料は下がります。
要するに、給料を上げるために必要なコトは、
【希少価値の高い人間になること】
です。ここを目指さなくてはいけません。
僕は希少価値の高い人間にになります。
さて。
ではどうやったら希少価値の高い人間になれるのか。
全く僕にはわかりません。誰か教えてクダサイ。
道は長いですね。お互い頑張りましょう。
スタバからは以上でーす。