【アフォーダンス理論】

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おはようございます。アメリカに行っているあとじ君がとても羨ましい日南太です。

帰ってきたら話そうね。

 

さて。

 

先程この記事を書き終えたのですが、完全に削除してしまってメンタルが追いやられたところで、もう一度同じ記事を書いていきます。地獄です。

今日は復習をしてみます。

 

——————-.

「ドアノブ」にはメッセージがあります。

「このドアは押してください」という注意書きが貼られていなくても、ボクらは〝ドアノブの形〟を見れば、そのドアノブを回せばいいのか、ドアノブに指をかけて横にスライドさせればいいのかを判断することができます。

ドアは「ドアノブ」に自らの使い方を説明させているわけです。

 

男子便器の真ん中にダーツの「的」のようなシールが貼られていると、ボクたち男子は(頼まれてもいないのに)「的」をめがけてオシッコを発射します。

小学生であろうが、企業の社長であろうが関係なく、皆、アホみたいに踊らされて、とにかく自分の大事なアレを「的」に向けます。

まさか不注意で便器の外にオシッコを飛び散らすようなことはないでしょう。

おかげで、トイレ掃除のオバチャンは大助かりですね。

 

こういった「環境が動物に与えるメッセージ、意味」のことを『アフォーダンス』と呼びます。

 

このアフォーダンス理論は様々な場所で使われていて、仕事でいう人件費を削って無駄な労力を省いてくれたりもします。

 

「静かにしてくださーい!」とアナウンスし続けるスタッフを雇うぐらいなら、会場のLEDライトをキャンドルライトに変えるというのも一つの手で、

キャンドルには「灯りをともす」という機能の他に、「静かにしようね」というメッセージがあります。

バーなんかもそうですよね。

「声のボリュームは、光の量や光の質に左右される」ということを知らないと、余計な人件費を使うことになるでしょう。

 

僕はこれを仕事中に実感したことがあって。

とにかく、バイトの子達がぺちゃくちゃ喋って動いてくれないと。

「いかに自分で考えて動かないバイトに指示を出し、動かすか」というのは、僕ら社員からしたらかなりの精神的労力になっているわけです。

「あーまた喋って何もしてない。言わなわからんのかな。どー声かけようか」そんなことを考えるんですね。

そこで思うのが「いやなんで俺はお客さんに使うべき神経をバイトの子に使ってるんだ?こんなんでいちいち疲れたくねーよ。」てこと。

 

みんな本当にやる時は一生懸命やってくれる子達ばかりなので、悪いのはバイトの子本人ではなく、そうなってしまう環境であり、その環境を用意している僕ら社員の責任です。

てことで、喋って動かなくなる原因を考えてみました。

 

・そもそもどんなことがやれるのかわかってない

・喋るより優先順位の高い作業が本人の中にない

 

まぁこれなんですよね。

そこで、やるべきことを視覚化かさせたらどうなるのかという実験をやってみました。

 

 

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こんな感じですね。

さしたらまぁ結果がおもしろくて。特に指示も出していないのに、その紙を見たスタッフはせっせと1つ1つ作業をこなしていったんです。

指示を書いた紙を用意するというたった5分の作業のおかげで、普段数時間スタッフに使っていた意識を全く使わなくてよくなりました。

アフォーダンスってこういうものなんだと。

 

これは他にも様々な場面で使えそうです。

ケータイを触らないようにしたい、子供に勉強をさせたい、ジャンクフードを食べないようにしたい。浮気をしたくない。など。ちょっと頭をひねるだけで適切な環境を用意できそうですね。

 

人間が意思決定に成功する確率は、どれだけ意志の強い人間でも50%程だそうです。

いや、僕は私はもっと良い確率で良い選択ができる、そう思っても、そんなことはないんです。

そんな、コインの裏表で意思決定を毎回行うことは利口とは言えません。

なるだけ意志を使わないで済む環境を自分の頭で考え、用意してあげることが1番良い方法だと僕は思います。

 

頭に定着させたい知識だったので、復習としてアウトプットしてみました。

アフォーダンス:環境が動物に与える意味】

 

 

はー。書き終えた。もう見直したくもない笑。

誤字脱字はお許しを。。。

現場からは以上でーす。