『システムエラー』と『ヒューマンエラー』

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おはようございます。成人式が終わった翌日に髪の毛を切りに行った謎の男、日南太です。

 

さて。

 

今日は『システムエラーとヒューマンエラーについて』というテーマでお話していきます。

あなたは何か、挑戦をしていますか?何か目標がありますか?勉強、バイト、やろうとしているコトが色々ありますよね。

それらがうまくいっていない原因はあなたの努力不足なんかではなく、システムに問題があります。

ダイエットがうまくいかないのは、意思が弱いからではなく。仕事でミスをしてしまうのはドジだからではなく。勉強をしないといけないのになかなかできないのは集中力ややる気が問題ではなく。

『全て、今のシステムに問題がある。』

と、考えてしまわないと今起こっているエラーは改善されないって話ですね。

 

前までいろいろ悩んでいましたが決めたことがあって、それは『ミスをしたバイトを怒らない』という事です。

なぜなら、その人がミスをしたのは、その人が原因ではなく、その人にミスをさせたシステムに原因があるからです。

そして、そのシステムを変えることができるのはリーダーである僕なので、そのシステムになんらかの工夫をする、あるいは新しく変えてやってもらいます。

「なんでお前はできないんだ!なんでそんなにミスをするんだ!なんでこんなこともわからないんだ!」

こんなことを言うのって、誰でもできますよね。

ミスの原因を『ヒューマンエラー』にしてしまっていると、こうなっちゃうんですよね。

これは、とにかくどんな問題に対しても言うことができて、あらゆるエラーはとにかく『ヒューマンエラー』ではなく『システムエラー』です。

あなたがダイエットをしているのに、ついつい家にあるお菓子を食べてしまうのは、あなたの意思が弱いからではなくて、お菓子を食べようと思えば食べれるシステムにしてしまっていることが原因です。

子供が帰ってきて勉強をせずにすぐゲームやテレビに夢中になる。

それは、子供の勉強に対する意欲が低いからではなくて、「家に帰ってきたらすぐにテレビとソファーとリモコンがあって、すぐに観れる」というシステムが原因です。

 

とにかく、人の内面のせいにしない。人を変えることってなかなか難しいですよね。自分を変えることすらできていないのに、人を変えようなんざ100年早いって話です。

でも、システムは今すぐに変えられる。改善する余地があるとするならば、そこを狙うしかありません。

 

僕も一応店のリーダーを任されていた時期があり、新人を4人採用してバイトの子を教育しなければいけない時がありました。

その当時は何にもわかっていなかったので、「あの子はなかなか動いてくれない、言わなわからんのかな」

「なんでアイツこんなミスするん!ふつーに考えてわかるやろ。。」

そんなコトを思ったりしていましたね。振り返ってみたら、「あーこうやれば改善できてたなー」ていうのは多々あります。

 

目の前の子を教えなきゃいけない立場になった場合、あなたはもうその子の教育者です。

できの悪い子を「こいつはいくら教えても成長しない」と切り捨てるのは簡単ですが、それではあなたが成長しない。し、なんかもう育児放棄みたいな考え方ですよね。 

 

どうやったら伝わるのか。どうやればこの子は成長するのか。

イライラしている自分をいったん脇に置き、とにかく相手目線になってあげて、「この子がミスを起こしている原因は何だ?」と考えること。そしてそれをその子の内面ではなくミスを起こさせているシステムを疑うこと。

これが大事だと僕は思いまーす。

その子がミスをするたびに怒っていたら、コッチがもたねーよ。

んー、そのシステムが何かわからないにしても、とにかくその子の内面の他の原因を考えてあげるってことが大事だとおもいます。人ってそんなに変わんないんですぐ。

 

といってもどうしようもない人、内面が腐っている人も中にはいるので、そういう人はもうどんぶらこっこと海へ流してしまって関わらないようにするのも1つの手だと思いまーす。

 

まぁ、物分かりの悪い子こそ、自分の教える力の1番のトレーニングになるので、僕はとにかく逃げずに向きあいたいなぁと思ってます。

 

今日はこんな感じで。

あぁー遅刻ぎみ!!!