僕らはうつ状態の人とどう向き合うべきか

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おはようございます。おそらくエニタイムフィットネスの会員の中で1番エニタイムフィットネスを利用している日南太です。これからもお世話になります。

 

さて。

今日は、『僕らはうつ状態の人どう向き合うべきか』というテーマでお話しします。

今朝から、睡眠と食事に対する記録を毎日行うことを決めました。

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↑※sleep cycleというアプリオススメです。

眠りにつくまで2分。相変わらずはえぇ。笑

 

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↑今日の朝食はあまり準備する時間もなかったのでこんな感じ。コーヒーを飲んでウォーキング、筋トレを済ませてから食べます。

意識していることは、なるだけ自然に近い状態の物をとること。(フルーツや野菜、魚や非加熱処理で酸化していないタンパク質、蜂蜜など)

今日は人工甘味料の入ったプロティンがあるので△ですね。しかし、タンパク質をとらないよりかはまし。そして、なるだけ意志力がみなぎっている朝〜昼の時間帯に、自分のとりたい栄養素をとるよう心がけています。脳が疲れている夜に良い食事をすることはなかなか難しいので。朝と昼なら、ジャンクフードではなく健康に良い食事を選択することは簡単にできます。

 

なぜ記録をとるのかというと、睡眠や食事に対して意識を向け、把握、改善することを自分の習慣にしてしまいたいからです。なんの工夫もせず日々を過ごしていると、気づかぬうちに睡眠時間が短い状態が続き、食事もおざなりなものになり、気づいた時には脳に、体にガタがきます。

 

そんなもの気にせず、食べたいものを好きな時に食べ、睡眠なんて2時間ありゃ十分、そんなワイルドな生き方にも憧れますが、僕はそんなに強い人間ではないことを知っています。

自分が壊れないように、そして最高な状態で毎日を過ごすために、心や、環境を整える工夫をする必要がある。

そう思うのは、過去に自分が壊れて、死ぬほど辛い思いをしたからです。

「もうあんな辛い思いはしたくない」

「毎日を最高な自分で過ごしたい」

そんな強い思いが原動力です。

 

さてさて。本題に入ります、僕らはうつ状態の人とどう向き合えばいいのでしょうか。

周りに病んでいる人がいる経験をした人は多いと思います。でも、どう接してあげればいいのかわからない。なにが、“優しさ”なのでしょうか。

 

超簡単にうつの原因を説明すると、脳内にある神経伝達物質の減少、伝達がうまくいかないことによって人は“うつ状態”になるわけですね。

(かなりハショってます。)

慢性的にこの鬱状態が続くと、“うつ病”を引き起こします。

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セロトニンノルアドレナリンドーパミンという3つの神経伝達物質(総称してモノアミン)がうつと大きな関わりがあると言われています。

その中でも、自分でコントロールしやすく、大切なのが、幸せホルモンとも言われている“セロトニン”です。食欲をコントロールしたり、良質な睡眠をとるためにも大切なホルモンです。

 

僕はとにかくこのセロトニンを意識しています。過去にセロトニン不足によるうつ状態、過食状態になりました。

毎朝ガムを噛みながらウォーキングをしているのですが、目的の1つとして

“リズム運動によるセロトニンの活性化”

があります。

「ウォーキング+ガムを噛む」は有力なリズム運動です。

 

ありがちなのは、うつ状態になっている人に対して「気持ちの問題だろ」と思ってしまうこと。かつての僕もそうでした。

これだけはやめてあげてください。軽度重度ありますが、立派な脳の病気なんです。

しかし、うつの人との付き合い方は本当に難しい。人は自分の弱いところをなるだけ隠したがるので、表向きでは一見ただやる気がなく、怠惰なだけだと思われがちだからです。

 

みんなの前では元気に振る舞うので、誰も気づいてなどくれない。相談することもできない。僕は当時、バイトが終わって1人になると、いつも不安に襲われていました。

「あぁ、俺もうこれから先、楽しいって思えること起きないんじゃないかな」

何をやっても楽しくない。幸せを感じない。お風呂に入ることも、歯磨きをすることも面倒で、洗濯物も、ゴミもどんどんたまっていく。

夜な夜な一人でコンビニへ行き、何千円もの買い物をしてお腹いっぱいで苦しくなるまでジャンクフードを食べる。そのまま駐車場で眠り、朝が来ることもあった。 

 

誰も気づいてくれない。自分ではひたすら隠すくせに、

「誰も俺の辛さをわかってくれない。」

そんなことを思う。病んでいる人は、とにかく自分の事で精一杯で、自己中です。

 

それでも、その人のことが大切なのであれば、常に「味方」でいなければいけない。

悪いのはその人ではなく、脳に問題を起こしているシステムで、絶対にその人のせいにしてはいけない。

体を動かしていないんじゃないんです。「動かない」んです。

良い睡眠を取れていない、セロトニンが分泌されていない、運動不足。質の悪い食事。あらゆる原因がその人の脳を攻撃し続けている。そして1番は、その人が自分自身を傷つけていること。

「なにやってんだ俺。やる気を出せよ。」

そうやって自分自信に問題があると思っているうちは、改善されません。

 

「うつ」のせいにした方が、いいと僕は思っています。

「あーそれたぶん、うつじゃないよ」

「大丈夫、大丈夫、うつじゃないから。頑張ろう」

この言葉をかけるのは、優しさじゃありません。

「うつのせいにして逃げんな。悪いのは頑張ってないお前だよ。」

と言ってるのと同じです。

「あぁ、やっぱり自分のやる気がないだけなんだ」

と思ってずっと自分を責め続けてしまいます。

 

「そっか。。辛いね。うつかもしれないね。

今つらいと思ってるのはうつのせいだ。

でも大丈夫、一緒に少しずつ治していこう。治し方はあるんだから。必ず治るよ。」

と、とにかく自分の外側に矢印を向けさせることが大事だと思います。

 

 

自分の大切な人が心を壊してしまった時、僕らにできることは

『とにかくその人の気持ちに寄り添うこと』

です。

ひたすら相手目線になって、共感してあげる。

「誰もこの辛さをわかってくれない」という感覚が1番辛いんです。

当たり前のことを言っているようですが、結局これしかないんじゃないかなぁと。これが意外と難しい。とにかく受けいれて、好きなら好きと伝えて、優しく抱きしめる気持ちで「私はあなたの味方だよ」というメッセージを送り続けることが大切だと思います。

 

そして、うつ状態の人は自分を見放した人、ずっと信じて支えてくれた人、全て覚えています。僕も当時の人には感謝が尽きません。

身近で支えてくれた人や、心配して何度も電話をかけてくれた親友。

その人達に何かあれば、すぐに飛んでいくと思います。

 

これから先、

何か辛いことがあって心が病んでいると感じたら、僕に声をかけてください。自分が心を許している誰にでもいいから、サインを送ってください。

「きつい」たったその一言だけで、十分です。

必ずあなたを助けます。見捨てません。

僕はあなたの味方です。とことん寄り添います。

うん、伝えたいことは、それぐらいです。

せっかく出会ったんですから。お互い協力しながら頑張りましょう(*^^*)

 

本日は以上でーす。