89 / きりさんとの呑み
______昨日、トコノバーで知り合ったきりさんと呑みに行くことになった。考えたことがあるからメモしておこう。
▶︎誰に与え、誰に与えないべきか
DJIのOSMO MOBIRE 3という動画編集に使う機材をあげちゃったんだけど、何も後悔していない。
今の僕に必要なものではないし、彼にあげた方が何倍も使ってもらえる。仕事でCM作成などの動画編集があるらしい。
しかし、ただの顔見知りにいきなり一万円以上するものをあげるほど、僕はお人好しではない。誰に与え、誰に与えないのか。
その線引きは自分の中でしっかりと行う癖をそろそろつけておかなければ、
「人にとにかく与えればいつか返ってくる」
そんなことを思っていては自分が破滅することになる。
人に何かを与えられた時、ラッキー!としか思わない人間は沢山いるからね。
まぁ、まずはとにかく誰構わず与えることから始めていいと思うのだけれど。
周りに______今はいなくても______過去を振り返った時、常に人から奪ってばかりの人、もしくは頑なに何も与えない人ってどこかにいると思う。
例えば、いっつも弁当のおかずを食べてくる人とか、絶対にくれない人とか。タバコをいつも一本ちょうだいと言ってきて、お返しは全くない人とかね。
奢ってもらうことが当たり前と思っていて、自分のお金が浮くからラッキーとしか思っておらず、感謝の一言も言わない人だっている。
そんな小さな行動から垣間見える、“奪う”ことを生業とした人たちの心理に気づく必要がある。
俗に言う、テイカー(Taker)ってヤツだ。そんな人には、何も与えるべきではないということを僕は体感的に学んだし、何十年も前からビジネスの世界では言われていることだ。
ギブ&テイクって、よく聞く話。
僕はとにかくギバー、それもトップギバーになりたいので、そのための思考回路を今少しずつ作っているところだ。
これも、思考の習慣で神経回路の問題だから、地道にコツコツと続けていくしか道はない。
きりさんはトコノバーで初めてあった僕に、ローションをくれた。半分ホントで半分冗談だけど、これが決めてで僕は彼に機材をあげることを決めた。あ、ローションは結局使わなかったんだけどね(笑)
彼からは奪う人の匂いを感じなかったし、とってもお話が上手で笑顔にさせられて、もっとこの人に勉強させてもらいたいなぁという思いもあったし、シンプルに悪い人ではなさそうだった。
昨日会話をして、ますます彼は奪う人ではないことを確信した。
僕と同じで、自分の人生をより良くしたいと、いろんなことを考えている。
見かけによらず、とっても熱い人だった。
▶︎本業でマネタイズをしない
_______さて。呑んでいる時の会話の中で、
「司会をやっていきたいけど、それだけじゃ食っていけない」
そんな言葉に対して気づくことがあった。
僕らは「やりたいこと」が目の前にあったとしてもなかなかそれをやろうとしない。実際にやりたいことを本業としている人はごくわずかだ。なぜだろうか?
理由はシンプルで、「それではお金を稼げないから」だ。
だから、本当にやりたいことはいったん脇においておいて、仕事というジャンルに区分された、お金がもらえるからやれることをまずはやる。
収入が毎月30万振り込まれるという状態になっても今の仕事を続けるという人は、少ないと思う。
きりさんも、司会の仕事だけではやっていけないから平日は頑張ってアルバイトをして生活費を稼いでいる。
仕事でお金を稼いで、そのお金で自分のやりたいことをやったり、そのお金があるからこそ本当にやりたい収入の低い仕事をやっている。
だいたいの人がこんな現状だと思う。
働き方には3つの選択肢があって、
①職業を1つに絞った「専業」
②メインとサブの2つを持つ「兼業」
③様々な分野を掛け合わせた「複業」
イチロー選手なんかは専業で、サラリーマンYouTuberみたいな人は兼業に分けられる。
どれを選ぶのかは本当にその人次第なんだけど、僕は複業を選ぶことにした。
何か自分の好きな仕事があったとして、その仕事の給料がかなり低いことってけっこうある。
介護施設で働きたいけど、給料が低いから悩むなんて人はザラにいる。
本業でマネタイズ(事業から収入を得る仕組みを作ること)をしようと思ったら、バリバリ稼げることを仕事にするか、収入は妥協するかのどちらかだ。
でも、本業での収入をメインにしなけでれば、本当に自分のやりたい仕事にたいして、もっと楽しく向き合えると思う。そして、本業での収入をメインにしている人にはできない挑戦ができるようになる。
例えば専業として絵本作家をやっている場合、絵本がメインの収入になるため、絵本を作って売らなければ、生活することができない。
時間との勝負で、早く次の絵本を作らないといけない。
しかし、何か他の仕事をやって副業として絵本作家をやっている場合、絵本からの収入はなくてもやっていけるわけだ。
つまり、1つの作品に5年かけることも可能。
数ヶ月しか時間をかけられない専業の絵本作家さんと、1つの作品に数年をかけることのできる副業の絵本作家さん。
もちろん、数年をかけて作った絵本の方が、面白くなる確率は高いと思う。これをやっている方が実際にいて、3万部売れればたいしたものと言われる絵本の世界で、40万部以上売り上げた。まだまだ売れ続けていて、100万部が目標らしい。
働き方にはいろんな選択肢があって、人それぞれの価値観で選んでいいと思う。
「お金」そして「自分が本当にやりたいこと」と真剣に向き合っていきたい。
頭の中にいろいろアイデアは思い浮かんでるんだけど、まだまだアイデア段階だ。
これからも、ガンガン行動しながら考えていきたいと思う。
【今朝のラジオ】
43 / おもしろき、こともなき世をおもしろく
https://radiotalk.jp/talk/227264
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